ネットから商品を売るのは、今や当たり前の商行為なのです。
むしろネットで売れない商品が有るのでしょうか?
しかし、リアルに魚を売る場合、鮮魚などは市場法により漁師や卸が直接消費者に売ってはいけないことになっています。中間マージンを省いてお安くは不可能な話なのです。
昔から携わってきた人たちの保護もその法律には目的が有るのでしょう。
昔ながらの日本流な流通方式が根強く残っています。
大きな問題は、そこで販売を担当する仲買さんのネットワーク力なのです。
鮮魚ですから当然ながら賞味期限は短く捕れてからお客を探しても売り物には成らないのです。
魚の値段は捕れる量でも変化するのです。普段は高級魚でも捕れすぎては価格が下がり経費も出ない漁になってしまうことです。
市場にあがってくる魚は全て売れるわけでは無いのです。そこにいる仲買人さんがどれだけ買ってくれるかで商いが成立します。新鮮で美味しい魚でも買い手がなければ廃棄されてしまいます。もったいない現実です。
冷凍まぐろはどうでしょう?
南太平洋で捕獲されたまぐろは、捕獲さてた数時間後には内臓は摘出され−60℃で瞬間冷凍されます。船から陸揚げされて保管も−60℃で行われます。解凍をしなければ10年保存しても腐敗は進まないのです。売るタイミングさえ間違わなければ大損することはないのです。
−60℃の環境をリレー出来る環境で有れば、なんねんも前に捕獲したまぐろでも獲れたての新鮮なお刺身としてタイミング良く提供するサービスが可能になるのです。鮮度が落ちないので近海で捕れた生まぐろよりも新鮮ですね。